ちぎりパンを焼いてみた

料理

たまたま見かけたちぎりパンの広告。とても美味しそう。嫁いでしまった上の娘がパンを焼くのが趣味で、器用にいろいろなパンを焼いていた。ハードルは高そうだが、今度会ったら焼き方を聞いてみようかなどと考えていた。

僕自身は自分の手でパンを焼いた経験はない。「難しくて面倒、そのくせ出来上がりは苦労に見合わない」そんなイメージがあった。

もう17年ほど前のことになる。僕がホームベーカリーでいろいろなパンを焼き、家族の朝食にしていた時期があった。レシピブックを何冊か買い、あれこれ工夫してしばらく続けていたが、当時小学生だった下の娘にはめっぽう不評で、自分でも市販のパンの方が美味しいと感じたこともあり止めてしまった。

今日たまたま上の娘が遊びに来たので「ちぎりパン焼くのって難しい?」と訊いてみた。すると「すぐ出来るのもあるから今からやってみよう」と予想外の返事。僕は強力粉とドライイーストを買いに走った。

娘が提案してくれたレシピは、捏ねなくていい、型もいらない。材料を混ぜて、寝かせて、オーブンで焼くだけ。余熱もいらないと嘘のような話。マンツーマンで指導されながらやってみたが、なんと本当に一時間半ほどでこんもりとしたちぎりパンが焼き上がってしまった。

キメは粗いがちゃんとしたパンになってる。そして焼きたてはとても美味しい。下の娘も仕事から帰ってくるなり頬張った。そして次の休みの朝にも焼いてくれとリクエスト。ホームベーカリーに勝利した瞬間が訪れたわけだ。

こうなったら次はきちんと捏ねたパンと比較してみたい。上の娘が休みの朝早くからドタンバタンとタネを叩きつけていたパン捏ね台。久しぶりに日の目を見ることになりそうだ。