形原温泉あじさいの里に行った

おでかけ

何年も前から行こう行こうと思いながらも忙しさにかまけて行きそびれていた形原温泉のあじさいの里。梅雨時期と重なる6月の短いシーズンゆえに、他の予定とぶつかったり天気が悪かったり、これまでなかなか縁がなかった。

しかし今年は無職の特権、ウイークデーの天気のよい日を狙ってさっと予定を立て、家内とふたりで軽々と出かけてきた。

朝の8時から営業しているという駐車場には午前10時ごろに到着した。平日だというのに結構な人出で賑わっている(駐車料金500円、入場料はひとり500円)。6月の1か月間は「あじさい祭り」が開催されていて、蒲郡駅南口より臨時直通バス(片道550円)も運行されているとのこと。

こうした名所は「行ってはみたものの想像よりパッとしなかった」「時期がちょっぴりずれていた」ということも往々にしてあるのだが、今回の訪問は本当に素晴らしいものだった。

とにかくすさまじい量のあじさい。案内には「7分咲~」とあったが、なにしろ5万株ものあじさいがあるのでバッチリ満開の株もたくさんあった。逆にもう終わりかなと思うものは少なく、タイミングとしてはよかったのではないかなと思う。

山の斜面や遊歩道沿い一面に咲き誇るあじさいの姿は見事の一言。見上げるような立体的な景色を楽しめるかと思えば、高台からは三河湾を背景に眼下いっぱいに広がるあじさいを見下ろすこともできる。変化に富んだ景観こそが、この場所の大きな魅力だ。

ただし散策できる経路にはかなりの急斜面があるうえ、道幅が狭く手すり等の設置がない場所も多い。足腰の弱い方や小さな子供連れは注意が必要だろう。

また「日本のあじさい展」と称して100鉢ほどの園芸品種が展示されていた。さまざまな品種に目移りしてしまうが、その中でも僕が気に入ったのはフェザーという品種の青花。これは忘れないうちに手に入れようと心に決めた。

他にはゲンジボタルの棲む「ほたるの宿」と称するエリアがあり、夜間に訪れるとホタルが舞う姿が見られるかもしれないとのこと。夜はライトアップされたあじさいも楽しめるそうだ。かなりの混雑は覚悟しなければならないだろうが、一度くらいは夜のあじさいの里も見てみたいものだ。